7年前、癌で義母を亡くしました。
10年にも及ぶ、抗癌治療と副作用、改善と悪化を繰り返す長い闘いでした。
家内と出会う前にもう既に、告知と闘病が始まっていたので、義理の息子である私は、医師や看護師との意思疎通に立ち会うことはできませんでした。(今は無理矢理でも介入して、癌患者の家族としての勉強をすべきであったと反省しています)
家内の両親は、東北の寒村出身ですが、17-8年前、出稼ぎと治療のために東京に来て、10年間ほど東京で暮らしていました。都心の大学病院で放射線治療、抗がん剤治療を受け、吐き気、脱力感、脱毛といった典型的な副作用に苦しみ、最期の一年は意識ももうろうとし、2-3ヶ月は遷延性意識障害、俗にいう植物状態であった。おそらく、義母の最後は緩和ケアというものは処置されなかったように感じています。(何年たっても家内から詳しい話を聞きづらい状態で今日まで来てしまっている。思い出したくないという「気」を感じるため、家族として15年経っても遠慮してしまう)
改めて反省しなくてはいけないのは、私が義理の息子として、何も力になれなかったことです。もちろん治癒することなどできるはずもなく、痛みをとることも、何か大事な話を聞くこともなく、安らかな最期を看取ることも、何もかも一切のことをおろそかにしてしまいました。
約13年前にサラリーマンを辞めて独立創業していますので、コンピュータ、インターネットを活用して何か、義母の安楽な人生の最後のために何かできたはずです。
これまでの、企業向けのホームページ制作やIT講習会の講師といった仕事から、大きく方向転換し、一人一人の人生と正面から向き合って、人生に満足感を添える自分史をスライドショウにして、DVDビデオに遺すという新事業を始めることにしました。
そもそも独立した、理由として大きな組織の人間味と感動のない商売が虚しくなったからということもありましたので、創業の「一人の感動を目指す」という基本理念に戻ることができます。
今後、ホスピスや訪問緩和ケアを行っている診療所などにこの「人生紙芝居 DVD」をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
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