小学校で児童がサポータとなり団塊世代・高齢者向けにIT塾を連続開催することによる地域活性化プロジェクト
提案の背景
学校選択性が実施され、公立学校でも自由競争が始まり、よりよい学校にしなくては、顧客である児童が入学希望しない。他の小学校では他の区域から入学希望が殺到し抽選をしている小学校があるにもかかわらず、16年度□△小学校では、□△以外からの入学希望者がゼロであった。
7つの地域の住人となった経験から、□△ほど地域コミュニティーによって強力に支えられている学校は他にはないと感じる。地域密着型の□△小学校ならでは実現できる新しいITを触媒とするコミュニケーションがさかんな街となる。さまざまな世代の中で、30歳の年齢差は親子間で身近であるが、40-50歳の年齢差があると、相互に興味、感覚が理解できず、話題も見方もまったく異なるので、ITを通じてこれまでにないコミュニケーションを実現し地域活性に繋げる。
また、IT教育経験の立場から、ITを使えるようになるためには、身近にサポートしてくれる体制と同年代同レベルの仲間が切磋琢磨することが必須である。
概要
□△小学校は平成13・14年度の2年間 ○□区教育委員会より「IT教育推進モデル校」の指定を受け積極的にIT教育に取り組んできたが、本年度17年はその目標達成年度であるので、成果を地域に向かってアピールする機会となる。週1回1時間で30回ほどに分けて個別に課題を制作、検索していく形態を取り、受講者1人につき2-3人の児童が「担任操作サポータ」として支援する。習得内容はパソコンの基本操作から、文章作成、イラスト(図解)作成、インターネットの情報検索、その情報の信憑性などの価値判断、ネットワーク上でのコミュニケーション(メールや掲示板、メッセンジャー)、利便性と危険性などをじっくり時間をかけて習得していく。結果、「誰でも使えて、誰でも活かせて、みんなで楽しく豊かな街にする。」
解決すべき課題
1. 予算に関して
事実上標準化している、ワープロソフト、表計算ソフト、発表用ソフトの導入
(Microsoft Office Standard Edition 2003=Excel 2003、Outlook 2003、PowerPoint 2003、Word 2003)
さらに、パソコンの基本ソフトが古いものについては更新
(Windows XP Service Pack 2 (SP2))
2. 学校側の閉鎖的なスタンス
教職員が個人情報保護法等に対して敏感になりすぎている
3. 学校の地域開放とセキュリティー(裏腹な問題)
受講者に地域外の不審者等が入らないようにする工夫
システム、ネットワーク管理者の管理技術とリテラシーの向上
○○○○センター経由ネットワークの再確認(ルーター、ファイヤウォールの更新)
目標
インテリジェント・コミュニティ世界一
(2005年三鷹市が受賞;ブロードバンド通信を活用として、経済や文化、社会などを発展させた地域のことで、WTA/ICFでは、1999年から世界の手本となるような地域を選び、表彰 WTA=ワールド テレポート アソシエーション)
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/a002/p004/g02/d00400002.html
児童にとってのメリット
◇ これまで直感的に行っていた操作を論理的に考え整理することができる
◇ 言葉による表現力の工夫やカタカナ用語を平易な言葉に置き換える訓練ができる
◇ 表情や言動、行動によって相手の感情や心情を推し測る訓練ができる
◇ 年配者からの経験による判断で便利なツールの危険性を知ることができる
◇ 親族以外の年配者との交流の場となり、これまでにはないコミュニティーを体験
小学校にとってのメリット
◇ 町会、青健などの地域からの支援に対して形のある恩返しができる
◇ 児童に対して情報リテラシーの再確認(復習)させることができる
◇ 改めて利便性と危険性を再認識するきっかけとなり、児童が被害者になることを防ぐ
団塊世代・高齢者にとってのメリット
◇ これからの社会活動の基本条件でありコミュニケーション手段であるITを使えるようになれる
◇ □△在住と町会参加を条件に無料で受講できるので気軽に参加することができる
◇ 家族や対地域社会との新たな繋がりを持つことができるようになる
地域にとってのメリット
◇ 保護者の町会参加のきっかけとなり、町会参加率向上に貢献
◇ 地域立小学校といわれるほどの□△小学校をさらに支援する地域地盤を拡大
●●●●(□△小学校PTA)
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○○様
ご質問いただいた件について、回答させていただきます。
日頃より、学校教育へのご尽力をいただき感謝いたします。
また、小学校で児童がサポーターとなり、団塊世代・高齢者向けにIT塾を連続開催することによる地域活性化プロジェクトについてのご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、学校選択制が導入され、区立小・中学校では各学校とも特色を生かした教育を行っているところです。学校によっては、高齢者福祉施設を訪問して、お年寄りとの交流を行っているところもあります。●●小学校でも特色の一つとしてIT教育に力を入れて頂いております。来年度、小学校のパソコンがリース替えになることに伴い、台数も増え、基本ソフトも新しいものに更新される予定です。
ご提案の件につきましては、学校は年間をとおして、教育計画に基づき、教育活動を行っておりまして、学校週5日制により、6時間授業も多くなっている中で、週に1回1時間、放課後に児童を残して、団塊世代・高齢者にITを使えるようにサポートさせるのは難しい状況があります。また、すべての児童がパソコン操作に卓越しているわけではなく、団塊世代・高齢者にサポートするのは児童にとってもかなりの負担となります。
以上のことから、すぐに児童によるITサポートを行うことは困難です。しかし、●●小学校のIT教育の成果を生かし、児童と区民が交流していくことは、意義のあることと考えます。今後、●●クラブ等の活動で、児童と区民がITについて、ともに学ぶ機会を設けることはできないかなど、学校とともに考えていただくことが大切であると思います。今後とも、学校へのご支援と●●区の教育へのご理解とご協力をお願いいたします。
●●区長 ●●●●
担当 : ●●区教育委員会指導室 電話0000-0000